TAMA日記

主に政治・文化についてまとめます

「若者への主権者教育」って結構ムダじゃね?という話

2年ほど前、政治と選挙の関係性について考査すべく

(特定の支持団体を持たない)高齢者を対象の
選挙に関わる幾つかのインタビューを実行した事がある

皆さん始めは口を揃えて政治参加についての意義や選挙の重要性について
極めてフォーマルな意見を述べられるのだが

いざ実際に候補者選定の根拠になると

礼儀正しい
さわやか
華(はな)がある
手が綺麗
孫のスポーツ大会を開催してくれた
秋のバスツアーを企画してくれた

…それはもう見事なまでに政策・行政に関わる分野に関わる根拠は出てはこなかった

大変興味深かったのが

ある大変革新的な発想を持つご夫妻がいて
そのご夫婦の発想・主張自体は
当時大阪で市長をなされていた橋本徹さんのそれと驚くほど同じであった

そこで僕は聞いてみた「橋本徹さんをどう思いますか?」と

するとご主人はこう答えた
「ああ…彼奴はダメだ、喋り方が喧嘩口調で腹立たしい、私は彼には投票しないよ」

対して奥様は
「私は言いたいことをズバズバ言って素敵だと思うわ」という意見であった

またその際併せて「期日前投票」に関する意見も募ってみたのだが

圧倒的に多かったのは
期日前投票という制度事態は賛成だが、利用するつもりはない」
「街頭演説は最後まで投票権を猶予したまま聴いていたい」
投票してしまったら選ぶ楽しみがなくなってしまう
といった内容であった


もしかすると
高齢者の皆さんにとって選挙とは我々世代の抱くイメージからすると
「義務」より「娯楽」に近い存在なのかもしれない

もうじき解散するというsealdsなる政治グループにしても
先頃参議院選挙に出馬した三宅洋平さんにしても

「あいつらはふざけている」
「遊び半分に政治に関与するな」

こういった根拠で
彼らを批判・非難する意見に関しては強い違和感を憶えている

確かに僕としても彼らの主張には全く賛同できないので支持はできないが
只、彼らをバカだと嗤えるほど、我々は利口ではないようにも思えている

たぶん、彼らは「素直」なのだろう
彼らは素直な目で今の日本社会をみつめ
そのルール下に於いて最も合理的な手段を選択しているに過ぎないのではないだろうか?

そんな我々が彼らになす「主権者教育」なるものに
一体どれほどの価値があるのだろうか?


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